マグネシウムが多い食べ物・マグネシウムが少ない食べ物

料理の知識

マグネシウムが多い食べ物は豆類!

マグネシウムが多く含まれている食べ物は、アーモンドなどの種実類、魚介類、豆類、藻類、野菜類、などです。最近では精米した白米を食べることが増えているので摂取量は減ってしますが、未精米のお米を食べていた時代には日本でのマグネシウム摂取量はかなり多い方でした。

マグネシウムが多い食べ物の中でも、食事として量を摂りやすいのが豆類です。豆腐や納豆などの大豆製品は、日本では毎日のように食卓に並んでいます。 マグネシウムの成人男性の推奨量は340mg、成人女性が270mgです。ただし、利尿剤を使ったり、アルコールを多く摂取するとマグネシウムが尿中に排出されやすくなるので、利尿剤を使っている人やお酒飲みの人は欠乏症に注意したほうがいいでしょう。 摂りすぎたとしても必要な分以上は尿と一緒に体の外に排出されるので、普通に食べている分には過剰摂取になる心配はありません。なので、摂取の上限量も決められていません。

カルシウムやマグネシウムが豊富な食べ物は?

マグネシウムが多い食べ物・マグネシウムが少ない食べ物

マグネシウムとカルシウムは協力して働いている

マグネシウムはエネルギー代謝・たんぱく質の合成・骨の構成成分・細胞膜内外の濃度差を保つ、などの働きをしているミネラルです。なので、不足するとこういった働きがうまく機能しなくなり、体調を崩してしまいます。

そのためにもマグネシウムが不足しないように気をつける必要がありますが、だからと言って、ミネラルの中でマグネシウムの多い食べ物だけを大量に摂取していれば良いわけではありません。 骨の形成・筋肉の収縮・血圧の維持などのためには、マグネシウムだけではなくカルシウムも必要です。この2つのミネラルは、お互いに協力して生理作用をコントロールしています。理想的な摂取バランスは、マグネシウム:カルシウム=1:2〜1:3です。 カルシウムの1日推奨摂取量は成人男性で800mg、成人女性で650mgです。食べ物からマグネシウムを摂取するときには、カルシウムも一緒に摂取するようにしましょう。
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