梨は低カロリーな果物|栄養5つとダイエットの強い味方

料理の知識

梨のカロリーと栄養5つ

梨は90%が水分でできているため、低カロリーなフルーツです。ですが、豊富な栄養素を含んでいるフルーツでもあります。特にダイエット中の方や美肌を気にしている女性にはおすすめの栄養素がたくさんあります。

それでは、梨のカロリーと主な栄養素5つについて詳しく説明していきます。

まずはカロリーを知ろう

梨のカロリーは小ぶりな255gのもので110kcalで、100g換算では43kcalとなります。品種ごとのカロリーも若干異なり、糖度が高くなるにつれカロリーも高くなります。ただ、糖度が1度上がるごとに100gあたり4kcal上がるだけなので、さほど差はないと言えます。

同じフルーツでもりんごやオレンジよりカロリーが少なく、バナナは100gあたり86kcalあるので低カロリーフルーツであると言えます。

梨の栄養5つ

100gあたり43kcalとかなりの低カロリーの梨ですが、健康や美容に効果のある栄養素は多く含まれます。食べても太りにくく、美容と健康を手に入れることのできる梨は、老若男女どんな方にも積極的に食べてもらいたい食材なんです。

それでは、主な栄養素5つをご紹介していきます。美容や健康面で悩んでいる方は、梨の効能でそのお悩みを晴らせるかもしれませんよ。ぜひ、ご自身の状態と重ね合わせて確認してください。

栄養1:ソルビトール

ソルビトールは、便秘改善に効果がある成分です。りんごやプラムにも含まれている成分です。下剤や栄養ドリンクなどにも配合されるほど、効果は絶大です。なので、過剰摂取には注意が必要です。お腹がゆるくなったり、下してしまうこともあるので要注意です。

ソルビトールは肌の保湿効果にも優れています。化粧品に配合されるほどですので、こちらも効果が絶大であると言えます。

栄養2:食物繊維

言わずと知れた、便秘の味方の食物繊維です。梨には水に溶けにくい不溶性食物繊維が多く含まれているので、食べると腸まで届き、大腸内で作用してくれます。

便秘が続くとお腹が痛むだけでなく、肌荒れや頭痛、肩こりの原因になることもあります。食べたものはきちんと体外へ排出することのできる体質づくりがとても重要です。便秘は女性の病気と思われがちですが、筋力の衰えたお年寄りの方も便秘になりがちなので注意が必要です。

栄養3:カリウム

体内の余分な水分を排出してくれる効果のあるカリウムは、むくみ改善に効果が期待できます。体内に塩分(ナトリウム)が溜まりすぎてしまうと、むくみが発生してしまいます。カリウムはナトリウムの排出を促してくれるので、むくみの改善につながります。

極端なダイエットをした人や水分を多く取る人はむくみやすいと言われています。特に心臓から遠い足はむくみやすいので、マッサージや運動をして血流を良くすることも大切です。

栄養4:アスパラギン酸

アスパラギン酸は、消費カロリーをアップさせて、ダイエットの後押しをしてくれる成分です。摂取カロリーよりも消費カロリーが上回れば、自然と体重は落ちます。その消費カロリーをアップさせることで今までと同じ食事でも痩せることができるんです。

消費カロリー向上の他に、疲労回復効果もあります。仕事や家事、部活で疲れている人も梨を食べることで、次の日に疲れを持ち越さないようにすることができます。

栄養5:クエン酸

疲労回復に効果的なクエン酸もたっぷりと含まれています。夏のフルーツならではの、夏バテ予防に最適な成分です。

クエン酸はレモンや梅に入っていて、酸っぱい味がするイメージの強い成分ですが、レモンをたくさん食べるのは難しいですし、梅が苦手な人も多いです。梨は甘くクセの少ないフルーツなので、小さなお子さんから大人まで、家族全員で食べることができます。

カロリー高めの果物2つ

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