イサキの別名
イサキという魚をご存知ですか。イサキはスーパーでも手に入る身近な魚なので、魚料理をよく作る家庭では食べることがあるでしょう。また、釣り好きの人にもお馴染みの魚ではないでしょうか。一方で、名前を見たことも聞いたこともないという人もいるでしょう。
このように認識が両極端にわかれるイサキは、どんな魚なのでしょうか。今回はイサキのおすすめレシピなどを紹介しますが、まずはイサキの別名を挙げてみました。1:カジヤゴロシ
イサキの別名の1つ目は、カジヤゴロシです。カジヤゴロシは漢字で書くと「鍛冶屋殺し」となり、鍛冶屋を殺す魚という意味があります。なぜこのような呼ばれ方をするのでしょうか。
この理由は諸説ありますが、「イサキを食べた鍛冶屋が骨を喉に詰まらせて亡くなった」「屈強な鍛冶屋でも難儀するほど骨が硬いから」などと言われています。実際のイサキは骨が硬く噛み切れないと言われているため、注意して食べるようにしましょう。2:麦わらイサキ
イサキの別名の2つ目は、麦わらイサキです。イサキは初夏から夏にかけて美味しくなる魚です。この時期は麦を刈る季節なので、これにちなんで「麦わら」という言葉がつけられたとされています。
「麦わらダイ」という言葉もありますが、このタイは脂が乗っていません。しかし、麦わらイサキは子持ちで脂が乗って美味しくなっています。脂乗り良いイサキを食べるならこの時期の麦わらイサキを選びましょう。3:ツユイサキ
イサキの別名の3つ目は、ツユイサキです。ツユイサキのツユは「梅雨」の意味で、6月から7月ごろの梅雨シーズンのイサキのことです。
この時期のイサキは産卵期に入っていて脂乗りが良いのが特徴です。「タイにも勝る」とも言われていて、大変美味しい時期として定着しています。イサキのおすすめレシピ21選
ここからは、イサキのおすすめレシピ21選を紹介していきます。イサキは脂分の多い白身魚なので、コクのある料理を作りたいときにもおすすめです。新鮮なイサキはお刺身でも食べられますが、焼いたり蒸したりする食べ方が人気です。
さまざまな具材と合わせて豪華なおかずにするのも良いでしょう。では、どのようなレシピがあるのか見てみましょう。1:イサキの塩焼き
イサキのおすすめレシピの1つ目は、「イサキの塩焼き」です。イサキに塩やオリーブオイルを振り、お腹にハーブを詰めて焼いたら完成です。シンプルですが、ハーブの香りや仕上げのレモンのさっぱり感が食欲をそそる一品です。
イサキ 一尾 塩 適宜 オリーブオイル 適宜 フレッシュのタイムやパセリなど 適宜 レモン 1/6 1.イサキ全体に塩をつけオリーブオイルを塗ります。 2.お腹の中にお好みのハーブを詰めます。 3.ガスレンジの魚焼くとこで焼いて出来上がり。 オリーブオイル、レモンをかけて食す!
2:イサキのアクアパッツア
イサキのおすすめレシピの2つ目は、「イサキのアクアパッツア」です。このレシピは、アサリやイカ、タコなどを使ったアクアパッツァの作り方を紹介しています。フライパンで簡単にできる料理なので、手軽に豪華な一皿ができるのがポイントです。
イサキ 1尾 アサリ 100g イカ、タコ 各50g ミニトマト 6〜8個程度 オリーブオイル 大さじ4 ニンニク 1片 アンチョビ 少々 ケイパー(塩漬け※塩を抜く) お好みで イタリアンパセリ 適量 レモン 1/4個 1.イサキは内蔵を除き、ウロコをとり、胴に十時の切れ目を深めに入れる。アサリは砂を抜く。イカとタコはブツ切りに。 2.フライパンにオリーブオイル、ニンニクのみじん切り、アンチョビ、ケイパーのみじん切りを入れ、弱火で少しおく。 3.温まったフライパンに、イサキを置き、周りにアサリ、イカ、タコ、トマトを置く。フライパンに蓋をして、中火で10分程度. 4.アサリが開き、イサキに程よく火が入ったら、フライパンに出たスープを魚に数回まわしかけ、味を馴染ませる。 5.お皿に盛りつけ、イタリアンパセリをちらし、レモンを添えて完成。
3:野菜もご馳走なイサキのアクアパッツァ
イサキのおすすめレシピの3つ目は、「野菜もご馳走なイサキのアクアパッツァ」です。このレシピは、プチトマトや黄色ピーマン、スナップエンドウなどを使ったアクアパッツァの作り方を紹介しています。さまざまな野菜が入っていて、栄養もバッチリなところがおすすめのポイントです。
イサキ 1尾 ニンニク 1片 ★プチトマト 10個 ★黄色ピーマン 1個 ★スナックエンドウ 10本 ★紫玉ねぎ 1個 ★空豆 10個 白ワイン 大さじ2 水 100cc オリーブオイル 大さじ2 ハーブミックス 少々 塩 少々 黒こしょう 少々 1.イサキは内臓とウロコを取って、塩を軽くふって30分ぐらい冷蔵庫に入れておく 2.ニンニクは薄くスライス ピーマンは細くカット スナックエンドウは筋を取る 紫玉ねぎはざく切りにする 3.フライパンにオリーブオイルを敷いてニンニクを弱火で炒めて香りを出してから、イサキを入れて両面を軽く焼く 4.紫玉ねぎ・黄色ピーマンを加え、水と白ワインを入れてフタをして弱火で10分程度、蒸し煮をする 5.イサキに火が通ったら、スナックエンドウ・空豆・プチトマトも入れ、ハーブミックス・塩・黒こしょうで味を調える 6.空豆が軟らかくなったら出来上がり
4:スパニッシュ風イサキのレモン焼き
イサキのおすすめレシピの4つ目は、「スパニッシュ風イサキのレモン焼き」です。このレシピは、玉ねぎやにんにくを使ったレモン焼きの作り方を紹介しています。
イサキの腹や頭の中にレモンを挟むため、爽やかな風味に仕上がるのがポイントです。シンプルな味付けですが、素材の旨味を存分に楽しめる一品です。ワインのお供にもぴったりです。
イサキ 2尾 玉ねぎ 1個 にんにく 4片 パセリ 適量 レモン 1/2個 ローリエ 4枚 ローズマリー 1本 白ワイン 1カップ EVオリーブオイル 適量 ミックスペッパー 適量 愛情 山盛りイッパイ! 1.イサキのウロコを取り、エラと内臓を取り良く洗い、キッチンペーパー等で水分をふき取り、白ワインをふりかけておく。 次にパエリア鍋にオリーブオイルを薄く塗り、スライスした玉ねぎをひいて軽く塩とミックスペッパーをふる。 2.イサキに切り込みを3か所位入れ、魚全体に塩とミックスペッパーを振り(腹の中も)切り込みにスライスレモンを挟み、腹の中、頭の中にもレモン、ローリエを入れて玉ねぎの上に乗せる。
周囲にパセリ、ニンニク、を散らし魚全体に白ワイン、オリーブオイルをかけ、魚の上にローズマリー、愛情を乗せる。 3.予め200度で温めておいたオーブンに入れ、30分程度焼いて取り出しいろどりにプチトマトを乗せて出来上がり。
(焼いている途中焼き具合をみながら2~3回鍋の底にあるスープを魚にかけると良いです。)
5:イサキのタルタルチーズトースト
イサキのおすすめレシピの5つ目は、「イサキのタルタルチーズトースト」です。このレシピは、玉ねぎやピーマンを使ったタルタルトーストの作り方を紹介しています。材料をカットしてスパゲッティなどで和え、食パンに乗せて焼けば完成です。
イサキは丸ごと1匹使いますが、おろしかたも説明されているため、作りやすいでしょう。トースターでじっくり焼いて具材に火を通してください。
イサキ 中1匹 タマネギ 1/4個 ピーマン 1/2個 スパゲッティ 大1 粒マスタード 小2 酢 小1 塩 適量 スライスチーズ 4枚 食パン 4枚 1.イサキは三枚に下し、腹骨、血合い骨を取り除き皮を引く。柵になったら幅5㎜程度に刻みます。 タマネギとピーマンはみじん切りにします。 2.刻んだ材料とタルタルの材料をボウルに入れよく混ぜ合わせます。 3.食パンにスライスチーズを敷き、その上にイサキのタルタルを乗せて、オーブントースターで8分焼き上げます。
6:ホットプレートで春野菜のアクアパッツァ
イサキのおすすめレシピの6つ目は、「ホットプレートで春野菜のアクアパッツァ」です。このレシピは、あさり、スナップエンドウ、アスパラ、マッシュルームなどを使ったアクアパッツァの作り方を紹介しています。
ピンクペッパーやオリーブも使っていて、見た目が華やかなのが特徴です。パーティーメニューなどで作ってみてはいかがでしょうか。
(4人分) ・白身魚 ※鯛・イサキ・スズキ・メバルなどお好みで。 (大きめの切り身なら4枚、20cmくらいのお魚なら2尾、今回は赤舌平目を4尾使いました) ・塩コショウ(適量) ・殻つきのアサリ(200g) ・スナップエンドウ(1パック) ・アスパラ(3本) ・ミニトマト(8個) ・マッシュルーム(4個) ・ブラックオリーブ(25g) ※今回はスライスのパックを使いましたが粒なら8個分 ・ケイパー(小さじ2) ・にんにくのみじん切り(2かけ分) ・GABANピンクペパー(小さじ2) ・オリーブオイル(大さじ2) ・白ワイン(50cc) ※酒でも代用可 ・水(50cc) 1、白身魚は塩コショウを両面にしておきます。 (切り身じゃない場合は切れ目を入れてから塩コショウします。) アサリは殻をこするようにして洗い、塩水につけて砂出しをしておきます。 アスパラはハカマを取って斜めの薄切りに、 スナップエンドウは筋を取って斜めに半分に切り、マッシュルームは4つ割りに切っておきます。 2、ホットプレートにオリーブオイルとみじんぎりにしたニンニクを入れて、250℃に熱して炒めます。 3、香りが出てきたら白身魚を並べ、アサリ、ミニトマト、ケイパー、ブラックオリーブ、ピンクペパーを入れ、ワインと水を注いで蓋を閉めます。 切り身や暑さの薄い魚なら5分、厚みのある魚なら10分蒸し焼きにして、アスパラ・スナップエンドウを入れてさらに5分蒸し焼きにします。 4、アサリの口が開いたらできあがり!
7:アクアパッツァ イサキとあさり
イサキのおすすめレシピの7つ目は、「アクアパッツァ イサキとあさり」です。このレシピは、あさりやアンチョビフィレを使ったアクアパッツァの作り方を紹介しています。
あさりやイサキの下処理や調理方法が細かく説明されているため、作りやすいのが特徴です。さまざまな具材が使われていて、深みのある味わいに仕上がるのもおすすめのポイントです。
いさき 1尾 あさり 20粒 にんにく 1かけ アンチョビフィレ 3枚 ケイパー 大さじ1 ブラックオリーブ 20粒 プチトマト 20粒 ローリエ 1枚 オリーブオイル 大さじ2 白ワイン 200cc 塩、ホワイトペパー 適量 イタリアンパセリ 3本くらい 1.下準備 ・あさり:ひたひたの塩水(水200ccに小さじ1の塩)に1時間つけて砂抜きをしてから真水で洗う ・イサキ:うろこと内臓をとって塩とホワイトペパーをふる ・ニンニク:みじん切り ・イタリアンパセリ:みじん切り 2.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火、いい香りがしてきたらイサキを置いて中火で、アンチョビとケイパーを加え、アンチョビを崩しながら炒め、馴染んだらイサキを裏返して両面をこんがり焼く 3.あさり、オリーブ、トマト、ローリエ、白ワインを加え中火、蓋をして5分蒸し煮、蓋をあけて10分くらい弱火でイサキに煮汁をかけながら煮る 4.イタリアンパセリをかけたら出来上がり
8:イサキと豆苗の蒸し焼き
イサキのおすすめレシピの8つ目は、「イサキと豆苗の蒸し焼き」です。このレシピは、豆苗や豆もやしを使った蒸し焼き料理の作り方を紹介しています。
ドレッシングに黒酢を使っているため、さっぱりとしつつもコクのある味に仕上がるところがポイントです。写真のように彩りよく盛り付け、おしゃれなサラダ風にしても良いでしょう。
イサキ 半身 豆苗 半パック 豆もやし 半パック ごま油 大1 黒酢 大1 醤油 小1 塩 少々 プチトマト 3個 1.フライパンにごま油少々(分量外)を入れ熱くなったらイサキを皮面から入れて香ばしい色に両面焼く。いったん取り出す。 2.同じフライパンに2つに切った豆苗の茎側と豆もやしを入れ炒める。少しだけしんなりしたら、豆苗の葉豆側を加えて軽く馴染ませ、イサキを戻して3分程度蒸し焼きにする。 3.ごま油油と黒酢と醤油を混ぜてドレッシングを作り2にかけて盛りつける。プチトマトを2つにカットして飾る。
9:イサキの唐揚げと韓国風ピリ辛タレ
イサキのおすすめレシピの9つ目は、「イサキの唐揚げと韓国風ピリ辛タレ」です。このレシピは、甜面醤や豆板醤を使ったピリ辛の唐揚げの作り方を紹介しています。
野菜をみじん切りにしてピリ辛タレを作り、おしゃれに盛り付けしているところがおすすめのポイントです。また、さまざまな調味料を合わせているため、辛いだけではなく旨味も感じられる一品です。
イサキ 1匹分 人参 1/4本 玉ねぎ 1/2個 生姜 1欠け 小ネギ 2本 塩(イサキ用) 適量 ごま油 適量 ☆甜面醤 小1 ☆豆板醤 小1 ★濃口醤油 大1 ★酒 大2 ★砂糖 大1 白ごま 適量 1.イサキの切り身の両面に軽く塩をして、油で揚げるまで、冷蔵庫に入れ置いておきます。玉ねぎ・人参・小ねぎ・生姜をそれぞれみじん切りにします。 2.イサキを油で揚げる前に、【ピリ辛タレを】作ります。 以下3~4は【ピリ辛ダレ】の作り方です。 3.フライパンにごま油を熱し、☆の調味料(甜面醤・豆板醤)を入れ、弱火で香りが出るまで、炒め、香りが出たら、人参・玉ねぎを入れ、柔らかくなるまで炒めます 4.柔らかくなったら、★の調味料(濃口・酒・砂糖)を入れ、煮立たせたら、火を止め、白ごまを混ぜます。 5.ピリ辛タレが完成したら、冷蔵庫からイサキを取り出し、片栗粉をうすくまぶして、170℃~180℃の油で揚げていきます。 6.カリッと揚がったら、油切りに揚げ、油を切ります。ピリ辛タレを再び温め、器に盛り付け完成です。
10:白身魚のカルパッチョ風
イサキのおすすめレシピの10個目は、「白身魚のカルパッチョ風」です。このレシピは、こんぶちゃや梅干しを使ったカルパッチョ風の料理の作り方を紹介しています。
玉ねぎや大葉、カイワレ大根を使い、彩り豊かに盛り付けられているところが特徴の1つです。また、刺身用のイサキを使っているため、さばかずにすぐ使えるのもおすすめのポイントです。さっぱりといただけるため、暑い日の料理に作ってみてはいかがでしょうか。
白身魚の刺身 6切れ こんぶ茶 適宜 酒 大さじ2 梅干し(小さめ) 1個 醤油 小さじ1/2 オリーブオイル 適宜 さらし玉ねぎ/大葉千切り/カイワレ大根 適宜 1.バットにこんぶ茶をパラパラと振り、その上に刺身を並べ、さらにこんぶ茶をふって、20〜30分置く。梅干は種を除いてたたく。 2.酒をレンジで20〜30秒加熱し、あら熱を取る。梅干と醤油、こんぶ茶ほんのちょっぴりも加えてよく混ぜる。 3.刺身を(2)の半量とで和える。残ったソースは野菜と合わせる。 4.皿に盛り、全体にオリーブオイル適宜をかけて出来上がり。