一人目/二人目妊娠のタイミングはいつ?妊娠報告のタイミングも紹介

結婚

妊娠にまつわる最適なタイミングはいつ?

友達や姉妹など近しい人が妊娠したり出産すると、“自分も早く欲しい”と焦ってしまいますよね。欲しいと思ってもパートナーとの関係や、仕事などの兼ね合いもありすぐには難しい場合もあります。

初めての受診や周囲への報告など、妊娠には希望した時から考慮しなければならない数々のタイミングがあります。それぞれに最適なタイミングはいつなのか、この記事で一緒に考えていきましょう。

『妊娠適齢期』はいつ?

女性の晩婚化が進み、少子化や高齢出産が社会問題となるにつれ、妊娠にも適齢期があるという考えは徐々に浸透してきました。一説には25歳~35歳までが『妊娠適齢期』と言われていますが、その根拠は何でしょうか。

まず最初に排卵が起こり、妊娠しなければ生理がきます。そう考えると生理がある間は妊娠できると勘違いしてしまいそうですが、実際は生理が終わり閉経となる10年前に排卵は終わっています。つまり、50歳に閉経すると仮定した場合、40歳には妊娠できなくなるということです。 排卵の終了に向け卵子も徐々に劣化します。妊娠には質の良い卵子が不可欠なため、自然に妊娠するためには25歳~35歳が適切なのです。

妊娠に適したタイミングは?

妊娠適齢期を考慮すると、25歳~35歳の間ということになりますが、大体30歳くらいまでにはパートナーのいるなしに関わらず、自分の妊娠に関する考えを明確にしておくといいでしょう。子供が欲しいのかそうでないのか、作るとしたら何歳までを自分の中でタイムリミットとするのかなど、あらかじめ決めておくことで人生設計がしやすくなります。

今は一人だから、仕事が忙しくてそれどころじゃないからと後回しにすると、妊娠したいと思った時には手遅れになる可能性があります。

結婚より妊娠が先ではだめ?

いわゆる出来ちゃった結婚も、近年では『授かり婚』と呼び祝福しようという風潮があります。確かに、子供が出来るのは大変喜ばしいことです。結婚が先でも妊娠が先でも、結果として幸せになれるのならどちらでも構わないでしょう。

ですが、いまだに親や祖父母の世代では結婚する前に妊娠するのは、だらしないことという考え方が根強くあります。折角子供が出来たのに周囲からの祝福を受けられないのでは悲しいですよね。無用な反発を招かないためには、結婚してから子供を授かる方がいいようです。

入籍後の子供を作るタイミングはいつ?

入籍し晴れて夫婦となっても、家庭も仕事も両立させなければならない新生活にうまく順応できなかったり、もう少し新婚生活を楽しみたいなどの理由から、なかなか妊娠のタイミングを決意することが出来ないかも知れません。

そういう時は無理にタイミングなどと意気込まずに、自然に任せましょう。妊娠すれば、否が応でも子供を中心に考えざるを得なくなります。妊娠した時が夫婦にとって最適なタイミングなのです。

もし妊娠できなかったら……

子供が欲しくて自分でタイミングを計っているのに、1年以上妊娠しない場合は一度不妊治療の専門外来を受診しましょう。治療により妊娠できるのかそうでないのか、きちんと調べる必要があるためです。

不妊治療には時間と多額の費用がかかりますが、中にはかかる費用の一部を負担する取り組みを行っている自治体もあるので、一度お住まいの地域に利用できる制度がないか調べてみましょう。
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