米の糖質(炭水化物)、脂質、たんぱく質
日本食品標準成分表によると、米(精白米)に含まれる糖質(炭水化物)は、100gあたり77.1gです。また、米(精白米)に含まれる脂質は100gあたり0.9g、米(精白米)に含まれるたんぱく質は100gあたり6.1gです。
小麦粉の糖質(炭水化物)、脂質、たんぱく質
パンやうどん、ラーメン(中華麺)は小麦粉でつくられています。
日本食品標準成分表によると、小麦粉(中力粉)に含まれる糖質(炭水化物)は、100gあたり74.8gです。また、小麦粉(中力粉)に含まれる脂質は100gあたり1.8g、小麦粉(中力粉)に含まれるたんぱく質は100gあたり9.0gです。そばのカロリー
生そばのカロリーは100gあたり約274kcalですが、茹でた生そばのカロリーは100g あたり約132kcalです。干しそばのカロリーは100g あたり約334kcalですが、茹でた干しそばのカロリーは100g あたり約114kcalです。このように、生そばも干しそばも、茹でることによってカロリーが半分以下になります。そば1人前を200gと考えて、さらにそばつゆのカロリーを加えると、1食あたりのそばのカロリーは300kcal程度になります。
そばの糖質はどれくらい?角砂糖何個分?
そばの糖質はどれくらいなのでしょう。
そば100gに含まれる糖質
日本食品標準成分表によると、そば100gに含まれる糖質(炭水化物)は69.6gです。角砂糖1個を3.5gとして計算すると、そば100gは角砂糖約20個分になります。
十割そばの糖質
十割そばというのは「生粉打ちそば」のことです。そばは、そば粉と水と「つなぎ」を原料にしてつくられています。つなぎというのは、そばの生地をつなぐもので、小麦粉を使うことが多いのですが、卵やすりおろした長芋を使うこともあります。十割そばは、そば粉以外のつなぎを加えないで、そば粉だけでできているそばです。通常食べるそばにくらべて糖質が低いので、糖質制限ダイエット中に炭水化物を食べたくなったときにおすすめのそばといえます。
カップそば(即席麺)の糖質
カップそば(即席麺)には、そば粉よりも小麦粉が含まれている割合が多いです。そば粉で作られたそばは、食べても血糖値が上がりにくいので太りにくいといえるのですが、小麦粉は血糖値を上昇させやすいという性質があります。そば粉よりも小麦粉が含まれている割合が多いカップそば(即席麺)は、ダイエットをしているときには避けたほうがよいでしょう
コンビニそばの糖質
コンビニで売っている商品には、栄養成分表示がある商品が多いです。栄養成分表示をチェックすれば、糖質の量がすぐにわかります。また、炭水化物は、温めて食べるよりも冷たい状態で食べたほうが、血糖値の上昇が穏やかになります。コンビニでそばを選ぶときは、ざるそばに注目してみましょう。正しい食生活のためには自炊をするのがベストですが、疲れたときは無理をしないで、コンビニそばを活用してみるのもありかもしれません。
そばと他の炭水化物との糖質比較
そばの糖質(炭水化物)
日本食品標準成分表によると、そば100gに含まれる糖質(炭水化物)は69.6gです。
ごはん・白米(精白米)の糖質
日本食品標準成分表によると、ごはん・白米(精白米)100gに含まれる糖質は77.1gです。
パン(小麦粉)の糖質
日本食品標準成分表によると、パン(小麦粉)100gに含まれる糖質は74.8gです。
うどんの糖質
うどんは、小麦粉と水と塩でできています。うどん100gに含まれる糖質は約76gです。
ラーメン(中華麺)の糖質
ラーメン(中華麺)の原材料も小麦粉です。ラーメン(中華麺)100gに含まれる糖質は約56gです。
糖質制限中にそばを食べても大丈夫?
食後に血糖値がどのくらい上昇するかを食品ごとに調べ、指標化したものをGI(ジー・アイ)値といいます。糖質が多く含まれる食品を食べると、食べた後に血糖値が上昇することによって「インスリン」というホルモンが分泌されます。このインスリンには、体内でエネルギーに変えられなかった栄養分を、体脂肪として体内にため込んでしまう働きがあります。そのために太ってしまうのです。
白米やパン、うどんといった他の炭水化物のGI値と比較すると、そばのGI値はとても低いです。そのため、他の炭水化物とくらべて血糖値の上昇がゆるやかです。低GI食品であるそばは、糖質制限をしているときにも比較的安心して食べることができる炭水化物といえます。