ビタミンB2が多い食べ物ランキング|口内炎やニキビに効く理由

料理の知識

「ビタミンB2」を含む食べ物のランキング(10位~6位)

ビタミンB2が多い食べ物ランキング|口内炎やニキビに効く理由

10位:卵(生):0.43㎎ 9位:カマンベールチーズ:0.48㎎ 8位:舞茸:0.49㎎ 7位:納豆:0.56㎎ 6位:うずら卵(生):0.72㎎

10位から6位の食べ物は、毎日の食事に取り入れやすい食品です。納豆にうずらの卵を加えるだけで、1日の推奨量をクリアできます。舞茸はお味噌汁やポタージュにすれば、水溶性の「ビタミンB2」も無駄なく摂取できます。

カマンベールチーズには、アンチエイジング効果もあるセレンが多く含まれています。セレンと「ビタミンB2」との同時摂取ができるので、健康な皮膚を期待できます。ただし、カロリーが高いので適量を食べるようにしましょう。 そして、毎日でも食べたいのが卵です。卵には、筋肉、骨、髪の毛、皮膚のもとになるたんぱく質が豊富に含まれています。「ビタミンB2」との相乗効果で皮膚や粘膜の健康にさらに効果をあげます。また、卵に含まれるメチオニンによって作られた抗酸化物質は老廃物を排出し老化防止の効果が望めます。

ビタミンB2」を含む食べ物のランキング(5位と4位)

ビタミンB2が多い食べ物ランキング|口内炎やニキビに効く理由

5位:うなぎ(かば焼き):0.74㎎ 4位:鶏ハツ:1.10㎎

うなぎに含まれる栄養素の中で特に多いのがビタミンAです。ビタミンAは粘膜を強化し視覚を正常に保つ働きがあります。疲労回復のビタミンB1と細胞の再生の「ビタミンB2」が一緒に摂取できるので皮膚や粘膜を健康に保つには持って来いの食べ物です。

鶏ハツに含まれるパントテン酸は、ビタミンCの働きを促進させます。ビタミンCは健康な皮膚や粘膜のためのコラーゲンを作る重要な栄養素です。鶏ハツをビタミンCの含有量が多い赤ピーマンや黄ピーマンと炒めたり、塩焼きにした鶏ハツにレモンを絞って食べれば、ニキビや肌荒れの改善に効果があるでしょう。

「ビタミンB2」を含む食べ物のランキング(3位~1位)

ビタミンB2が多い食べ物ランキング|口内炎やニキビに効く理由

3位:鶏レバー:1.80㎎ 2位:牛レバー:3.00㎎ 1位:豚レバー:3.60㎎

レバーのビタミンAの含有量は、様々な食べ物の中でトップです。レバーの中でも鶏レバーには、5位のうなぎの3倍以上のビタミンAが含まれています。うなぎのところでも述べましたがビタミンAは粘膜の強化に働きかけます。

「ビタミンB2」の含有量も食べ物の中ではトップなので、皮膚や粘膜の強化に大いに期待できます。鉄分もたっぷり含まれているので貧血にも効果が大きいです。 栄養が優れたレバーですが、食べすぎには注意しなければいけません。ビタミンAは、脂溶性で体内に蓄積される栄養素です。食べ過ぎると、嘔吐やめまいや頭痛などの症状が現れることがあります。だからと言って、神経質になることはありません。適量のレバーを定期的に食べるようにしましょう。

ビタミンB2を含んだ野菜は?

ビタミンB2が多い食べ物ランキング|口内炎やニキビに効く理由

「ビタミンB2」を多く含んだ野菜は、それほどありません。代表的な野菜のいくつかを取り上げて、100g中の「ビタミンB2」の含有量を見てみましょう。

●モロヘイヤ:0.42㎎ ●アスパラガス:0.14㎎ ●ほうれん草:0.11㎎ ●ブロッコリー:0.09㎎ ●ミニトマト:0.05㎎ ●セロリ:0.03㎎ ●にんじん:0.03㎎ ●レタス:0.03㎎ ●キャベツ:0.03㎎ ●レンコン:0.00㎎

野菜の中でもモロヘイヤは突出していますが、他の野菜は「ビタミンB2」を微量しか含んでいません。食べ物から「ビタミンB2」を摂取するなら、ランキングで取り上げた食べ物を食べる方が効率的です。

「ビタミンB2」と一緒に摂りたい栄養素

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ニキビや口内炎の予防や改善の対策として「ビタミンB2」と一緒に摂りたい栄養素には、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンCなどがあります。ひとつの食べ物から摂取できない栄養素は食べ物を組み合わせて献立を作るようにしましょう。

ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンCを多く含む食べ物を以下に紹介して行きます。
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