ビタミンB1が多い食べ物・ニキビ/口内炎/風邪に効く理由

料理の知識

どうしてビタミンBが豊富な食べ物が疲労回復に効くの?

ビタミンBが豊富な食べ物は、疲労回復に役立つと言われています。なぜなら、ビタミンB類は、糖質や脂質をエネルギーに変換する働きがあるからです。ビタミンB1は糖質、ビタミンB2は脂質、ビタミンB6はタンパク質から作られるアミノ酸、ビタミンB12はタンパク質や脂質をエネルギーに変換する働きをそれぞれ持っています。

そのため、ビタミンBが豊富な食べ物を摂取すると糖、タンパク質、脂質といった栄養素からエネルギーを取り出すことができるので、疲労回復に効きます。栄養は、まんべんなく摂取するのが理想的ですが、仕事や家事などで特に疲れている時には、しっかり食べてビタミンBが多い食べ物を意識して食べるといいでしょう。

コンビニで買うならどれ?ビタミンBが多い食べ物

自炊ではなくコンビニ派の人は、コンビニで買えるビタミンBが多い食べ物を知っておくといいです。おすすめなのは、枝豆です。お酒のつまみにもなりますし、おやつ代わりに食べてもいいです。おかずを選ぶなら、緑黄色野菜が入っているサラダやロールキャベツなどがおすすめです。豚肉を使っているロールキャベツであれば、ビタミンBをしっかり摂取することができます。

簡単に済ませたいのであれば、全粒粉入りのパンや野菜ジュースなどでもいいでしょう。ただし、野菜ジュースには、糖分が多いものもあるので、飲みすぎるとビタミンが使われる原因になるので気をつけましょう。

どうしてビタミンBは肌に良いの?

ビタミンBの中でも、ビタミンB2とB6が不足するとニキビができやすくなります。ビタミンB2は皮膚・髪の毛・粘膜などの健康を維持する働きがあります。また、皮脂の分泌量をコントロールする働きもあるので、ビタミンB2が、過剰分泌されて毛穴に皮脂が詰まり、ニキビができやすくなります。ビタミンB6は、肌の代謝(ターンオーバー)に関わっています。肌は、通常28日周期で生まれ変わりを繰り返しています。

しかし、ビタミンB6が不足していると、代謝がうまくいかずに古い角質が溜まって毛穴に詰まり、ニキビの原因になります。ビタミンBが多い食べ物は、皮脂の分泌量をコントロールし、ターンオーバーを正常に保ち、健やかな状態を維持してくれる効果が期待できます。

風邪の回復と予防にはビタミンB

ビタミンB2には、風邪で弱った粘膜を素早く再生して、風邪のウィルスの侵入を防ぐ働きがあります。風邪で弱った粘膜や皮膚を再生させて、風邪を早く治す効果もあります。ビタミンB類の中のパントテン酸は、体を守って細菌を体内に入らないようにするための抗体の働きをサポートする働きがあります。

すると、免疫力がアップして風に強い体を作り出すことができます。ビタミンBが多い食べ物を摂取することで、弱った粘膜を素早く回復させたり、免疫力を強化して風邪の回復を早めたり、風邪予防をすることができます。
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